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IZU AKAZAWA

  バリアフリー論 その8
   Welcome AKAZAWA support-divers

  赤沢応援団募集中
  

  
 
《 ぼくらの赤沢コンセプト 》
 
○ ダイビングを楽しみたいなら、どんな人でも歓迎しよう。
○ 年齢や性別、障害やハンデなど不問にして差別のないダイビングサービスをしよう。
○ みんなでいっしょに海と向き合い、いっしょに海と遊ぼう。
 
◇                   ◇ 
 単純なコンセプトですが、これを実現させるにはタフと行動力とそれを支えるバリアフリーの真摯な心が必要です。ぼくらだけではとても力不足で、実は手にあまることも少なくありません。皆様のご理解と力強いサポートが必要なわけです。
 
赤沢応援団について
 最近の赤沢、ぼくらのバリアフリー活動の応援に各地からダイバーがやって来る。
 二日間あるいは三日間の日程で、ぼくら障害者や高齢者ダイバーといっしょになって 赤沢の海を楽しんでいくのである。ぼくにはうれしい“赤沢応援団”の誕生である。
 
 “赤沢応援団”ぼくがこの言葉を使いだしたのは夏合宿の終わりからである。
 和歌山や神戸、奈良や仙台など、首都圏とは逆にかなり遠隔地から、赤沢センターを訪れるダイバーが増えてきたからである。いずれもテレビや新聞、雑誌などのメディアを通じて赤沢の情報を知った人達で、中にはぼくらのホームページを開いて、かなり詳細な情報をチェックしてから、赤沢ゆきを決めたモチベーションの高い女性もいる。
 
 これらのダイバーの大半は、ぼくの開発したPADIのサポートダイバーコースを受講しながら、時にはサポーターとして、赤沢のバリアフリー活動を応援する人達である。
 その他、応援団の中には他の団体(NAUI・CMAS・BSAC・DACS)のダイバーも含まれているが、サポートダイバーコースは規準により、PADIのアドバンスドダイバー資格がないと受講できないので、クロスオーバーしなければならない。
 もちろん、このコースを受講しなくても応援団への参加は自由であり、赤沢の仲間入りを果たすことができるのである。
 
 
 
大阪から頼もしいOTがやってきた!
 
 さて先週末の4日間、はるばる大阪のI市から応援にやって来た“O・ヒトミさん”を紹介しよう。彼女は宮古島でCカードを取ったアドバンスドダイバー(現在53ダイブ)で、I 市にある病院で作業療法士(OT)として働いている。
 
 ホームページでぼくのサポートコースを見つけて、同じく「ウェルカム・ハンディキャップダイバー」を読み、更に赤沢情報を調べ、コース内容をつかんでから赤沢へやって来たのである。『海の中のバリアフリーを確認してみたかった』 『赤沢がどんなところなのか知りたい』 『椎名さんと一緒に潜ってみたい』等が赤沢入りの動機である。
 
 コース前日の金曜の夜、大阪から赤沢入りしたヒトミさんの第一印象は清々しく、情熱を内に秘めるタイプと見た。『熱海の海を見て、伊東の海を見て、そして目と鼻の先の赤沢の海、ほんとに30歩で海!そして椎名さんにも会えました』と挨拶する。
 この夜の仲間たちはスタッフと障害者3名を含めて12名である。
 さっそく車椅子対応のSDSコースでバディになる脳性マヒのSさんと、片マヒ対応のSDHコースでバディになる脳血管障害の I さんを紹介する。
 
 ぼくのサポートコースには、できる限りハンディキャップダイバーを勧誘してバディをお願いしている。Sさんは初めてだが、 I さんは3度目のモデルバディである。こうしていっしょに海の中を遊びながら、サポートダイバーのなんたるかを身につけもらっているのである。ヒトミさんの関心、興味、好奇心、なによりコースに対するモチベーションは高い。赤沢応援団に頼もしい助っ人がまた増えた。
 
海爺 10/14
 
 
 
事務局より
 SDSコース(車椅子対応)とSDHコース(脳血管障害対応)はそれぞれ2時間のオリエテーションとワークショップ、海洋実習・2ダイブで構成されています。
 
 SDS=Support diver Specialty Course(Paraplegia・対マヒ)
 SDH=Support diver Specialty Course(Hemiplegia・片マヒ)
 
 詳しい内容はホームページ内にあります。資料は電話またはメールで請求してください。
 
ウェルカム!赤沢応援団!
 
このカードを取得すると赤沢育ちのメンバーになれます。
 
PADIサポートダイバー サポートヘミ
 
 SDSカード(Para) / SDHカード(Hemi)
 
 
水中写真は実習中のヒトミさんと I さん
 
 親亀 子亀
 
(親亀)のサポート / (子亀)のサポート
 
 
 以下のコラムは、ヒトミさんらしい臨場感あふれたコースの感想文である。
 本人の承諾を得たのでメールのまま記載する。
 
椎名さん、スタッフの皆様へ
 
 今回は、急なお願いでスケジュールの都合をつけていただきありがとうございました。頭の中でずっと考えていたことを実際に体験し、いっしょに過ごせた4日間でした。
 今は家に戻って緊張が解けて、ホッとしながらだんだんと体験したことを消化中という感じて、まだぼんやりしています。
 
 講習1日目の一番最初オリエンテーションで椎名さんから『いっしょに遊ぶこと』 『混ざって遊ぶこと』の話を聞いて、私の頭の中で 何かが変わった気がしました。
 「サポート」という言葉に、どこか気負って、サポートしなくては! と思っていたところがあったのかと思います。できないところは手伝い、一緒に楽しみ遊ぶこと。一方的でなく、一緒に楽しむために自然に手が出る。これでいいんだなァと肩の力が抜けた気がしました。
 
 ダイビングについてもそうでした。ハンディがあっても『使えるところを使って泳げばいい 』と頭ではわかっていましたが、実際に障害を持つ方にバディになっていただき、手も足も使って、自由に動いている姿を見ると、何と言っていいのかわかりませんが、そうなんだ、これでいいんだと思え、ダイビングという活動の見方が、すごく広がった感じでした。一緒に過ごした食後の団欒、スタッフの方のちょとした優しさ、みんなの笑い声、高齢者も若い人もハンディのある人も一緒に、自然で優しい時間が流れているような気がしました。
 はじめてなのに、いつのまにか私の緊張も解け一緒になって笑っていました。
 
 まだ色いろな事で頭がいっぱいですがこの4日間で体験したり感じたことを次のステップへつなげたいです。例えば『自分の目の前 にいる方と一緒に声を出して笑える』ことや『その方が外へ目を向けチャレンジしてみよう』という思いを、一緒に応援し、お手伝いが出来れば幸せだなと思います。
 また赤沢の海で、みなさまにお会いできる日を楽しみにしています!
 ありがとうございました。
O・ヒトミ 10/14
 
  
 
 
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